夕色
雨上がりの空気は汚れがなくて青い。 その空気を吸ったら自分まで青くなったような、 青に包まれたような感じがして、自分の見えてる世界が あの空気に包まれて青くなっていって 一つの雨で灰色だった世界が色づいて、 雲の隙間から微かに漏れる光が濡れたアスファルトや自分を照らして、自分はここにいるって示してくれている優しくて冷たい青の空気。 雨上がりの空気、匂い、世界、全てが自分には青く綺麗に見えて、 言葉じゃ表せない自分の好きをこの絵に詰め込みました。